OEM事例 sora-ai様

sora-ai様からの要望(依頼内容)

2025年9月19日に販売開始した新しいインナーウェアブランド。
アトピーや敏感肌の人でもおしゃれを楽しめるように、肌への優しさとデザイン性を両立させたインナーウェアを作りたい。
素材はオーガニックコットン(化学農薬や合成肥料を使わずに育てられた綿花)を使用。
一着まるごと無縫製で立体的に編み上げるホールガーメント横編み機で生産したい。
 

石川メリヤスの考えと製品開発の流れ

少量多品種の生産に対応するニット工場とは言え、ニット作家などからの数枚単位の依頼は採算が合わないのでお断りしている。
しかし、sora-aiデザイナーの柴田瑛里奈さんからの依頼には「これは石川メリヤスがやるべき仕事だ」と社長の大宮裕美は思った。
理由は2つある。
1つは、石川メリヤスも以前からホールガーメント横編み機を使った下着やTシャツの開発に挑戦していること。「WHOLE KNIT(ホールニット)」というブランド名で販売もしており(プレスリリースはこちら)、機能面では自信がある一方で、企画・デザイン・販売の面では課題を抱えていた。
もう1つの理由は、柴田さんのキャリアと姿勢である。柴田さんはファッションの専門学校を卒業後、大手アパレル企業でデザイナーとして量販店向けの洋服を担当。
大量生産・大量廃棄の業界の現状に疑問を感じて退職後は、海外経験などを経て、2020年よりオーガニックアパレルブランド「goen」を立ち上げ、そのデザイナーとしても活動している。
上記のプレスリリースを読んで、デザイン面が弱い石川メリヤスの課題も把握したうえで協業を提案してくれた。
実際の製品開発もスムーズに進んだ。カットソーやニット組織に関する知識がある柴田さんは仕様書と型紙を用意し、サンプルの微修正も具体的に指示。
例えば、タンクトップの脇の下の部分が切れやすいという問題には、基点を1カ所ではなく2カ所に変更して力が分散するようにした。
工場長の磯村は「切れやすいからなんとかして、と言われても工場側としては困る。
柴田さんは『ここをこうしてほしい』と細かく言ってくれたので、量産するときの編みやすさも含めて工夫できた」と振り返っている。
 

sora-ai様の成果

・タンクトップやレギンスなど5アイテムを4色展開(MとLサイズの2サイズ、LLサイズも計画中)で開発し、継続的に販売している。
柴田さんが石川メリヤスを初訪問(2025年3月15日)してから6カ月後に実現した。
・ホールガーメントは縫い目も縫い代もないのでごわつきや肌への刺激が少ない。
糸や染料にもこだわったsora-aiのインナーウェアは「肌への優しさとデザイン性の両立」という理想を叶えた。
なお、ホールガーメントは編みデータの作成が難しく、使いこなせる技術者が少ないのが現状。
その生産スピードも速くないので、量産のメリットが出にくく、大手アパレル企業などからコンセプトだけ真似されるリスクは少ない。
sora-aiのように、年間で数百~数千枚程度の生産を目指す高付加価値商品に合った編み機と言える。
・2025年11月に熊本県阿蘇市でのイベント出店で12枚のsora-ai製品が売れ、身に着けて気に入ったという客が期間中にリピート買い。
柴田さんは大きな手ごたえを得ている。
 
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・・・sora-ai(空合い)
 
 

ご依頼主様からの『こんなものを作りたい』というアイデアだけお持込頂ければ、可能な限り形にいたします。
弊社自身も、自社ブランドの企画・生産・販売を行っているため、その経験を活かしたアドバイスをすることができます。
石川メリヤスへのOEMのご相談・お申込みは、お電話・FAX・メールにて承っております。
詳細はOEM(他社ブランド製品の製造)ページをご参照下さい

OEM(他社ブランド製品の製造)

 
 

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